



| 雑誌やテレビなどで最近よく耳にする「セルライト」。「ダイエットの大敵」「皮膚にできるデコボコ」など、いろいろ噂は入るものの、その正体については、今一つわかっていない人も多いのでは? ここでは、セルライトの気になる正体と撃退法をご紹介。セルライトを解消して、すっきりボディを手に入れましょう。 |

監修/統合医療ビレッジ生活習慣病内科 青木晃先生 取材・文/田久晶子 |



セルライトとは、太ったり、ホルモンのバランスが変化、老化することで、皮下脂肪とそのまわりの組織が変化し、代謝が悪くなった場所のこと。お尻や太ももの裏側など、贅肉のつきやすいところにできるデコボコの皮膚の状態を指した言葉です。「皮膚のデコボコなんて私にはないから大丈夫」と思ったアナタ、油断は禁物。見た目でデコボコがわかるのは、既にセルライトがかなり進行している状態。今や世の中の女性の8割以上にセルライトが存在するというお話があるように、自覚できないまま進行するのもセルライトのこわいところなのです。単純な脂肪組織は運動や食事で減らすことが可能ですが、セルライトは一度できてしまったらなくすことが難しいもの。しかも、一度できるとどんどん増加して、さらに脂肪を蓄えるようになるというモンスターです。「私は大丈夫」と安心せずに、早速チェックしてみましょう。
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運動不足による栄養過多の生活 |
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デスクワークなどで、ほとんど体を動かさないのに、グルメな食生活。そんな毎日の繰り返しが、セルライトが生まれる原因に。 |
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体内の代謝・内分泌環境の変化 |
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妊娠や更年期などで女性ホルモンのバランスが大きく変化するときは要注意。また、月経による周期的なホルモンバランスの変化も影響あり。 |
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むくみ、冷えなどのある体質 |
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もともとむくみや冷えを持つ人の場合、末梢循環が悪く、脂肪の燃焼にも悪影響を与えるため、セルライトを増大、悪化させやすい可能性が。 |
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加齢による老化現象 |
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加齢による代謝の低下が筋力を衰えさせることで、皮膚にたるみをつくり、さらに血管やリンパを圧迫するためにセルライトが生じる。 |
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筋肉を使わない生活環境 |
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リンパの流れは、筋肉の動きによって作られるため、筋力が落ちることでリンパの流れが低下。筋肉を使わないとますます悪化する。 |



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通常の状態。皮膚の下には、脂肪細胞の他に、線維状の結合組織と呼ばれるもので作られる、立体的な網の目構造の支持組織がある。 |
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食べ過ぎや運動不足、ホルモンバランスの変化、年齢による代謝の低下により、脂肪組織が肥大。 |
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皮下組織そのものの容積は限られているため、周囲の血管やリンパ管を圧迫。流れを悪化させることで脂肪細胞の一部に変性がおき、周囲組織が線維化。皮膚表面にもデコボコの影響がでる。 |
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隠れたセルライトを知りたい人におすすめなのが、自宅でも簡単にできるチェック方法。まず、太ももやお尻など、贅肉がつきやすい部分をつまみ、ひねったり圧迫したりしてみましょう。皮膚の表面にデコボコができたら、セルライトが存在している証拠。ここでわかるセルライトの状態には、レベル0〜5までの6段階がありますが、放っておくと時間とともに確実に進行していきます。自分で手の届かない部分は他の人にやってもらうといいでしょう。また、見た目にはわからないセルライトを発見できるのが市販の「セルライトシート」。セルライトができている部分は血液の流れが悪く、皮膚の表面温度が下がっているため、皮膚の表面温度の違いからセルライトの存在を確認することができます。撃退するためには早めの対処が肝心。セルフチェックで隠れたセルライトを見つけ出しましょう。セルライトができやすいのは、お尻、太もも、ふくらはぎ、お腹、二の腕です。 |

| セルライト診断結果 |
| レベル0 |
圧迫やひねりを加えても皮膚表面上は滑らかなまま |
| レベル1 |
圧迫やひねりを加えると軽度のデコボコが皮膚表面上にできる |
| レベル2 |
圧迫やひねりを加えると明らかなデコボコが皮膚表面上にできる。または、横たわっていると確認できないが、立った状態だとデコボコがわかる |
| レベル3 |
圧迫やひねりを加えなくても、軽度のデコボコが皮膚表面上にできている |
| レベル4 |
皮膚表面上に明らかなデコボコがあったり、皮膚がつれている部分がある |
| レベル5 |
皮膚表面上のデコボコ、つれに加え、グリグリ(小結節)がある |
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| 体のセルライトのように、皮膚の表面がデコボコになることはないものの、むくみやたるみの原因になるとして、注目を集めているのが顔のセルライト「プチセルライト」。体同様、皮下脂肪の増大によってリンパ管や血管が圧迫されることで、たるみ・むくみだけではなく、顔色を悪く見せたり、くすみやクマを目立ちやすくします。これらは、運動不足や食べ過ぎなど外的な要因だけではなく、加齢による代謝の低下など、内的な要因も関係しているもの。30歳を境に代謝はどんどん低下していくので、シミ、シワ同様、ケアが必要になります。運動や食事改善、マッサージなど、代謝を上げる工夫をしましょう。また、顔の筋肉を使う運動として、食事をゆっくりとよく噛むということもポイントです。肌のハリがない、しわが目立つなど、実年齢より老けて見える人は、要注意。早めの実践を心がけて。 |



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